<WINE LIST >
No.004 2002.11.12-12.21
Promessa Sangiovese 2000
プロメッサ サンジョヴォーゼ 2000
【赤】 |
イタリア プーリア地区
輸入元:(株)アルカン
1,180円
購入店:MINE西国分寺店
2002.11.12 自宅にて |
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イタリアで1992年に新しく設けられたIGT格付け。
サンジョヴォーゼ種100%で作られたワインです。
色はカベルネ・ソーヴィニヨン種などによくあるやや紫を帯びた赤色ながら、どこかルビー色に近い感もある綺麗な色。
香りは濃縮感のあるベリー系の甘い香り。
味もアタックから非常に凝縮感があり、タンニンが効いていながらも、それらがやさしく調和して非常によいバランスで一体
化しています。
正直いって驚きました。
この価格でこれだけ美味しいワインを作れるとは。
侮りがたし、イタリアワイン!
。。。と、ここまでは非常に良かったのですが、翌日飲んだらこれもびっくりするくらいの急落。
香りも渋く、味もゴムのような感じがでてきてしまっていました。
抜栓時あまりに美味しかったので、色気をだして冷蔵庫じゃなくワイン保冷庫(庫内温度12度前後)に入れたのがいけな
かったのか?
参考までに書くと、初日の評価は80点、二日目の評価は45点と言ったところ。
これじゃ総合評価のしようがありません。今回は評価を見送ります。
初日の印象のままいければこの価格帯では群を抜くワインになり得るので、また折をみて再挑戦したいと思います。
(---)点 |
Umani Ronchi Verdicchio dei
Castelli de Jesi Classico Superiore
"Casal di Serra" 2001
ウマーニ・ロンキ ヴェルディッキオ・ディ・カステリ・デ・イエージ・クラシコ・スペリ
オーレ
"カサル・ディ・セッラ" 2001
【白】 |
イタリア マルケ州
製造元:ウマニ・ロンキ社
輸入元:モンテ物産株式会社
1,090円
購入店:WINE&DINE(東京駅八重洲中央地下B1F)
2002.11.17 自宅にて |
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今回は馴染みの薄いイタリア・ワインにトライ。
恥ずかしながら、イタリアのワイン事情には非常に疎い私。
この1本も店頭で結構な売り文句を見て購入した一本です。
色は濃い黄金色で輝きもあります。
香りはキンカンとハチミツが合わさったような香り。
あと、ハッキリしないけど、わずかに擦りおろしたリンゴのようなの香りも。
果実味は強く、酸味は少なめ。
見ため通り、濃縮感のある味わいです。
2001年産で、この濃縮感、この味。
おまけに1,090円とは!
低価格でありながら非常にクオリティの高いワインです。
濃縮感のあるワインなので、あまり冷やし過ぎないで飲んだ方がいいでしょう。
お薦めの1本です。
74点 |
Chateau Boutisse 1997
シャトー・ブティス 1997
【赤】 |
フランス サンテミリオン
輸入元:エノテカ
2,100円
購入店:エノテカ(横浜そごう店)
2002.11.30 実家にて |
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以前エノテカでフィリップ・ルクレールのジュヴレイ・シャンベルタン(コメント済み)を
買った時に、一緒に購入したワイン。
なんか飲む機会がなかったんだよね。
なんたら農業コンクール金賞受賞のマークがあります。
ま、この手のコンクールは掃いて捨てるほどあるので、あてにはならないけど。
そういえばサンテミリオンて、このサイトを始めてからは初かな。
お店からは「1997年モノなら今が飲み頃です」などと言われたけど、さて、いかがなものか。
抜栓すると、多少控えめなスミレの香り。
グラスに鼻を近づけると、割としっかりした樽香もします。
口に含んでみると、なかなかいい感じ。
タンニンは結構効いてるのに、重さを感じさせない飲み口。
多少アフターは弱めだけど、この価格帯では文句のない味です。
華やかさはないけど、少しひかえめな、本当にスミレのように上品な印象のワイン。
エノテカさんでは今が飲み頃って言われたけど、まだしばらく熟成しそうな感じでした。
食事にも合わせやすそうなワインですね。
お店で見かけたら、買っておいて損はないかな。
76点 |
Beaujolais-Villages Nouvea
2002
Cuvee Speciale
(Georges Dubceuf)
ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー2002
キュヴェ スペシャル(ジョルジュ デュブッフ)
【赤】 |
フランス ブルゴーニュ
2,300円
購入店:セブンイレブン
2002.12.08 自宅にて |
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日本中が大騒ぎするボジョレー解禁日。もともとガメイ種は好きではないので買うつもりはな
かったんだけど、つい周りの熱に打たれて買ってしまいました。
とは言いながら、なかなか飲む機会がなく、だいぶ遅れてのトライです。
抜栓すると、ものすごい濃密な果実香。
誇張じゃなく、本当にむせかえりそう。
もちろん嫌な香りじゃないので、あまり抵抗はないですけどね。
飲んでみると、これまた濃密な果実味。
よくある濃縮還元ジュースよろしく、濃縮還元ワインって感じですな。
でもちょっとキツイ。。。
ところが翌日飲んでみると、味も香りもいい感じ丸みがでて、ずいぶん飲みやすくなってました。
うん、これぞフレッシュ・ワイン(?)って感じ。
でも後味が、なんか化学薬品系の印象がするんだよなぁ。
5日くらいかけてゆっくり飲んだんですけど、日が増すごとにこの後味がきつくなっていく傾向がありました。
ま、何日もかけて飲むようなワインじゃないんだろうけど。
でも市販の1,000円前後のボジョレーと比べれば、やっぱり美味い。
だからと言って、他の時期にこの値段でこのワインを買うかと訊かれれば。。。まぁ、買わないと答えちゃうかな。
67点 |
Vosne-Romanee Maizieres 1999
(A.F.Gros)
ヴォーヌ・ロマネ マジエール 1999
(アンヌ・フランソワ・グロ)
【赤】 |
フランス ブルゴーニュ
3,900円
購入店:エノテカ丸の内店
2002.12.21 実家にて |
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クリスマス3連休ということで、10月に買っておいてた自分的には秘蔵の内の1本を飲むこ
とに。
最近ブルゴーニュ好きなのにグロ・ファミリーのワインを飲まないのはモグリ(?)ということで、期待大な
A.F.Grosです。
とはいえさすがにリシュブールとはいきませんが、とりあえずヴォーヌ・ロマネ。
色はキレイに澄んだ赤紫。ちょっと薄そうな感じがするくらいの透明感。
でも抜栓すると、ほのかな革の香りに濃密な果実香、それも熟れた木苺のような、これぞブルゴーニュってな香り。
味も非常に凝縮感あります。
清楚な感じの女性が描かれたラベルや、「女性ドメーヌ」という言葉から受けるソフトさではありません。
キリッと引き締まった充実感。
それが小1時間もたつと、フワーっと花開いて、でも芯はキリッとしたままで、飲むほどに染み込む味という感じ。
ゆっくり時間をかけて飲むほどに、魅惑的な味わいが増すというあたり、なんかガードの固い女性を口説き落とした時のよう
な気分ですな。
ついつい飲みに勢いがついてしまいました。
予想とは違うイメージだったけど、期待を裏切らないワイン。
おいしゅうございました。
85点 |
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