いい送別会とは。。


親愛なる君へ

先日は送別会ありがとう。
忙しい合間を縫って時間を作ってくれて嬉しかった。
君が普段よく行くようなお店でなかったことは想像できました。
わざわざ僕の好きそうな場所を選んでくれたのでしょうね。
夜景の綺麗なレストラン、普通なら男性が女性を誘うような雰囲気のお店です。
君に連れていってもらって、ああいうお店に誘われた時の女性の気持ちが、少しだけわかったような気がしました。
君と一緒にいると、いつも新しい発見があります。
送別会にふさわしい、素敵なプレゼントでした。

でも僕にとって一番のプレゼントは、別にありました。
小さい頃の話や中学高校時代の秘密のクラブ活動のこと、いつもスヌーピーに囲まれて寝てることや、隠れたトラウマのことなど。
君自身のことをたくさん聞けたのが、なによりのプレゼントでした。
君の小さい頃や中学高校時代の姿、スヌーピーに囲まれて眠っている様子、トラウマを作ってしまった瞬間の君が、目に浮かぶようでした。

もう会えなくなる相手に、自分のことを長々と話して聞かせる人はいません。
これからも何度も会う。
そう思うからこそ、話すのです。
会えなくなることを感じさせない。
これからも何度も会えると感じさせてくれるのが、いい送別会なんですね。
また新しい発見でした。
君は送別会の達人ですね。


P.S. これからも僕に新しい発見をさせてね。