| モン・フィナージュ | |
＜グルメレポート＞ 来店日：2002年8月中旬 関連HP＞ (1)クラブ・ミストラル (2)ぐるなび (3)東京いい店真っ当な店 渋谷駅をでてかた徒歩5分足らずの好立地でありながら、喧騒から離れた落ち着いた雰囲気のレストランです。 土曜に買い物した帰り、ふと思い立って立ち寄ってみました。 お店は決して広いとはいえませんが、きちんと整理・清掃されて好感の持てる店内です。 ランチは1,200円、1,500円、2,500円、4,000円とありますが、今回は2,500円のコースをオーダー。 前菜では、テリーヌ、きのこのムース、マグロを焼いてソースをかけたものにレタスを添えたオードブルをいただきました。 変わった取り合わせでしたが、ちゃんと手をかけて作ってあります。 ただ、テリーヌときのこは、もうちょっと薄味の方が好みだったかな。 次にでてきたのは、かぼちゃの冷静スープ。 小ぶりなグラスに入れられたスープは、その素朴な味わいが美味しかったです。 メインは、肉料理と魚料理のどちらかを選ぶのですが、この日は肉料理をチョイス。 地鶏の照り焼き（？）にワインソースをかけたものがでてきました。 （すみません。正式な名称忘れました。） これもちゃんとした作りで、鳥肉を口に入れると、おいしさが口内に広がります。 ただ、のどを通った後、舌に残るあと味が少しひっかかりました。 （赤ワインの苦味が表にでてしまっている感じ。） デセールは、チョコレートケーキ、カシスのシャーベット、プリンの盛り合わせ。 プリンはクラシカルなタイプで、しっかりコシのある食感で美味しかったです。 ただ、カシス・シャーベットはちょっと味がキツイかな。 もう少しソフトな味にした方が、もっとウケると思います。 料理を見ると、手ごろな値段でまっとうな料理をだすお店です。 ひとつひとつのお皿が丁寧に作ってあり、また、味にも自己主張が感じられ、そういう点では好感持てます。 しかし、その反面、料理と料理のバランスをもう少し考えた方がいいかも。。と思いました。 私の選択に問題があったのかもしれませんが、特に肉料理〜デセールへの流れの部分で、舌の上で料理がぶつかってしまった感じです。 コース料理のメニューの構成も、そういう点を意識して作って欲しいですね。 ちょっと厳しい要求かもしれませんが、まっとうな料理を出す正統派のお店だと思うので、あえて辛口のコメントにさせてもらいます。 サービス面では、十分な対応をしてもらったと思います。 フロア担当のスタッフもきびきびして気持ちが良かったです。 今回はテーブル席で、あまり厨房が見えない位置だったのですが、ほかのサイトなどで見ていると、シェフの爽やかな笑顔に魅了されたという人も多いようです。 機会を見て、次の来店時には、カウンター席でシェフの笑顔をみながら食事してみようかと思っています。 |