| ラ・ディネット | |
＜グルメレポート＞ 来店日：2002年8月下旬 関連HP＞ (1)Yahoo!グルメ (2)アスクユー・東京レストランガイド 遥か昔の学生時代からなじみの界隈である高田馬場にありながら、実は今年の春頃から知ったお店。 歴史は結構古いそうですね。 ちょっと裏道にあって、なおかつ最近まであまり縁のなかったフレンチのお店ということもあったのかもしれないけど、ちょっと反省です。 で、このお店。気軽に来れるという点がイイですね。 こじんまりとした店内、チープな感じの赤と白のチェックのテーブルクロス、ちょっと変わった壁時計など、肩肘はらない感じ。 ま、近所の人たちや学生、お昼休みのＯＬやサラリーマンなんかが、ふらっと寄れそうなお店です。 ランチは前菜＋メイン料理にバケットがついて、1,000円ぽっきり。 前菜、メインとも、いくつかの種類の中から選べるようになってます。 ＋500円でデザート、＋200円でコーヒー等が追加可。 ディナーは2,500円のプリフィクスのみになっています。 で、料理の印象はというと、1,000円という料金を考えると、正直可もなく不可もなくというところ。 ジーパン履いたまま気軽にぷらっと寄って、料理をおかずにバケットをほおばるみたいな食べ方があってる気がします。 そう考えれば、決してまずくはありません。 この日は、前菜にカニとホタテのテリーヌを、メインでは豚舌のコルニッッションソースをいただいたのですが、結構食は進みました。 ＋500円のデザートは、ランチ1,000円に追加するか悩むところですが、今回はこのレポートを書くつもりでいたので、ブランマンジェを追加でオーダーしました。 ほかのサイトの感想等でもみたのですが、ブランマンジェは結構ボリュームあります。 でも、＋500円だすなら適当なボリュームかな。 個人的には割りと好きな味でした。（ちょっとコンビニ・デザートっぽい味ですが。。）最後にカプチーノで締めて、この日の昼食終了。 途中グラスワインを飲んだので、料金は2,000円を越えてしまいました。 他のお客さまランチ1,000円のみ、or ＋200円でコーヒー追加、程度で済ませている方が多かったようです。 まぁ、不満も数え上げればたくさんあります。 まず、店内が雑然とし過ぎている点。もう少しこぎれいにしておいて欲しいですね。 あとは、前菜とメインの切り替えの際には、カトラリーも交換して欲しいです。 大して人数が入る店内でもないし、ナイフとフォークが一人１本ずつ増えるだけなので、ぜひ対応して欲しいです。 前菜の皿を下げる時に置くだけで済むのですから。 手間がかかるようなら、ファミレスのようにカトラリー用の籠をテーブルに置いておくとかでもいいですけどね。（というより、洗う手間が面倒なのかも。） あと、グラスワインしか飲んでないので、ワインの質については書けませんが、グラスワインは正直失敗でした。 別に劣化しているワケではないのですが、酸味が強くて、途中で飲むのをやめてしまいました。安くてもおいしいワインはたくさんあるので、もっとワインを選択して欲しいと思います。 とまぁ、いろいろと注文はあるのですが、それでも僕はこれからもここを使うと思います。 まず、いつどんな時でも、気軽に寄れる点。 男同士でも、仕事途中に一人でも、気軽に入れるまともなお店は結構貴重です。 それと、1,000円程度で昼食するのに、行列のできるお店だとか、混雑しすぎててドタバタしてしまうお店なんて行きたくもありません。 その点ここは、1,000円ちょっとで、落ち着いた時間と手ごろでそこそこの料理が味わえます。 あと、僕にとっては多少思い入れのあるお店でもあるのも要因のひとつですね。 最後に、おそらくバイトの子だとは思うんですが、今回の来店時（土曜のお昼過ぎでした）、フロアで働いていた女の子の笑顔と爽やかな応対が印象に残りました。 レストランの評価とは逸れるかもしれませんが、サービスの基本は気持ちのいい笑顔だなと、改めて再認識させてくれる笑顔でした。（デザートを出すの忘れたりするご愛嬌もありましたが（笑）） 最近は、ご近所にラミティエという強力な競合店ができて押され気味なようですが（と言ってもどちらも同じパザパ・グループで、お店側ではそれほど競争してる意識はないみたいです）、アットホームな雰囲気をより良い方向に改善して、これからもがんばって欲しいですね。 |